「・・・・・・?」
朝、なんだけど何か変だ。
こう、なんというか違和感が・・・・・・。
「ぎゃー! カーティス大佐!! なんででいらっしゃるんですかー!!」
「起きましたか? おはようございます」
「あ、おはようございます・・・・・・じゃなくてですねっ! なんで?!」
「昨夜の事、覚えていないんですか?」
「・・・・・・はいーー?!」
反対側に寝返りを打つと大佐がいた。
しかも、なんだか抱きしめられている。
ベットの上で。
「一体、何がどうでこんなことに・・・・・・っ!」
「いやですねぇ、本当に覚えていないと?」
「ええっと、・・・・・・はい」
まさか!
そんなはずは無いだろうけど!
この大佐の様子は?!
いつも見る軍服と違う、もっと寛いだ格好。
しかも何だか少し肌蹴ている気が・・・・・・。
いや、気のせいだろう、気のせいだ気のせいだ(自己暗示)。
・・・・・・眼鏡もしていない。
レンズ越しではない彼の目は優しげに見えた。
・・・・・・一体何が?
背筋がサァーっと冷えていくのがわかる。
「・・・・・・こんなに真に受けるとは・・・・・・。大丈夫です、何もありませんでしたよ」
「じゃあ、何で私はここに・・・・・・?」
どう見たってここは私の部屋ではない。
っていうか、大佐の部屋だろう。
ドアの前を通過することは何度かあったが、
流石に中まで入ったことはなかった。
「昨夜、貴女は陛下にワインを飲まされたんですよ」
「・・・・・・」
「陛下が調子に乗って、貴女に飲ませすぎたようで・・・・・・」
「え・・・・・・」
「まあ、酔いつぶれてしまったんで、私の部屋に運ばせていただきました」
「・・・・・・うわぁー・・・・・・。すみません・・・・・・」
全然記憶になかった。
記憶が無くなるほど飲んで酔いつぶれて・・・・・・。
なんて恥ずかしいっ!
「の部屋に連れて行くつもりだったんですが、鍵が開かなかったものですから」
「ああ、いつも部屋出るときに閉めるから・・・・・。本当にすいませんでした」
「大した事ありませんよ」
「あの、重くありませんでした? 私」
「いえ、むしろ痩せすぎでしょう。軽すぎましたよ」
「そんなことありませんよ。・・・・・・何にもなくてよかったぁ・・・・・・」
安心すると再び眠気が襲ってくる。
早く自分の部屋に帰って、着替えて、もう一眠りしようかな。
着替えないで眠っちゃったし・・・・・・。
・・・・・・あれ?
服、違う?
え、だってこれ、私の服じゃないよ・・・・・・?
「今からあるんですがね」
「・・・・・・はい?」
ニヤリと大佐が笑う。
何か企んでいたりするときの笑い方だ。
一体何を・・・・・・?
っていうか、服・・・・・・。
「あの、大佐、その・・・・・・私の服はどちらに・・・・・・?」
「ああ、寝苦しいと思って着替えをさせていただきました」
「えと、大佐が、ですか?」
「僭越ながら」
顔が青くなるのが自分でもわかった。
「一晩待ったんです。その綺麗な躰、たっぷりと堪能させてもらいますよ?」
「・・・・・・え・・・・・・?」
逃げられないなぁと、本能で悟った。
というか、逃がしてくれないだろうな・・・・・・。
「・・・・・・」
たくさんのキスが降ってきた。
大佐のキスは、嫌いじゃない。
私に降り注ぐ、貴方の愛
なんかこんなんばっか(笑)
ちなみにさんが着ていらっしゃるのは大佐の服です。
しかも上半身のみ(変態め)
(2006/02/14)