「だぁーっ! 胸触るなっ!!」
「はっはっはっ」
ジェイドにぶつけてやろうとがブン投げた枕だったのだが、
ひょいと楽々避けられてしまい、部屋に入って来たルークに当たった。
「わっ!?」
「どうしたんだ、ルーク?」
ルークに続いて後ろからガイも部屋に入ってくる。
だが、どうやら目の前にルークがいるので何が起こったのか分からなかったらしい。
「いってー!!」
「ごめん、ルークっ! ・・・・・・ちょっとジェイドどいてってばー!」
「おいおい、大丈夫かルーク?」
美味い具合に顔にヒットしたらしく、ルークが痛がってしゃがみ込むとガイにも何が起こったのか分かったようだった。
痛そうだとガイがルークを見て、投げた張本人に視線を移す。
はとんでもないことになっていた。
「ちょっ、ガイ! この変態から私を助けてってば!」
「変態とはまた失礼ですねぇ。・・・・・・お仕置きが必要ですか?」
ルークとガイがいるにも関わらず、に覆い被さったジェイドはの首筋をチロっと舐めた。
「・・・ゃ・・・っ・・・!?」
さすがにルーク達の前でこんなことをされるとは・・・・・・!
思ってもいなかったは油断していた。
羞恥心でいっぱいになり、手足をばたつかせた。
そんな様子を見てガイがブチ切れた。
「何やってんだジェイド!!」
先ほどが投げた枕をガイがジェイドに投げつける。
しかし、枕など見えていないはずのジェイドはいとも簡単に枕を叩き落とし、ガイに投げ返した。
まさか枕が返ってくるだとは思いもしなかったガイはそのまま枕が顔にあたった。
「甘いですねぇ? ガイもまだまだといったところでしょうか」
「(ムカっ)なんだと?!」
再び枕を拾い、枕をジェイドに投げつけた。
だがやはりジェイドに隙などなく、今度は譜防壁で弾かれた。
運が悪かったのだろう、ルークにまた枕がぶつかった。
「てめっジェイド! 痛てーじゃねぇかっ!!」
「おやおや」
ついにルークも切れ、ルーク、ガイ、ジェイド三人の枕投げ大会が始まった。
「大体っ、から離れろよなっ、ジェイド!」
「ルークの言うとおりだなっ! 離れろジェイドっ!」
枕をブン投げながらジェイドに言うが、ジェイドは聞こえていないフリをした。
譜防壁を解く気はないらしい。
・・・・・・そしていつの間にか宙を飛ぶ枕が増えていた。
「いつまで私の上に乗ってんのよっ!」
「くっ・・・・・・!」
降りようともしないジェイドにが二発目の枕を投げる。
は彼の防御壁の内部にいたので、枕は簡単にジェイドに当たった。
少し苦しそうな呻き声が聞こえたが、自業自得でしょうとは思った。
解放されたので前方を見てみると譜防壁は無くなっていた。
どうやら先ほどので壊れたらしい。
ラッキーと言わんばかりにべットから逃げようとすると何かがにぶつかった。
「へぶぅっ!」
奇妙なの悲鳴に、ピタリと男三人の動きが止まった。
「ミ、ミュウっ?!」
当たったのは枕ではなかった。
にぶつかったミュウ(きっとルーク辺りがうっかり投げたのだろう)は目を回していた。
バタンキューという言葉がピッタリだと不謹慎にも思った。
「みゅぅー・・・・・・」
「大丈夫?! ごめんね、ミュウ」
小さなミュウを抱きしめ、急いでティアかナタリアに診て貰わなきゃ! とが立ち上がるとミュウが意識を取り戻した。
「ミュウ! 大丈夫?」
「はいですの! ・・・・・・さんフカフカですの〜」
「ええっ?! ふ、フカフカぁ?! (・・・・・・胸のことかな?)」
「「「(何だと・・・・・・っ?!)」」」
ミュウに悪気はなかった。
聖獣だし、チーグルだ。(訳分からん)
しかし、ミュウはオスだ。
三人はそれが許せなかった。
だが悲しいことに、男三人組はの胸に視線が行っていた。
「・・・・・・ルーク、私もミュウのことをブタザルと呼んでいいですか?」
「ああ。遠慮なく言ってやれ」
「・・・・・・気が合うな。俺も今丁度そう思っていたよ」
「三人ともミュウを虐めないでよ!!」
つい腕に力が入ってしまい、ミュウを胸に押し付ける形で抱きしめてしまう。
は無意識でミュウを更なる恨みの対象にしてしてしまった。
「さんは気持ちいいですの〜」
「・・・・・・はぁ?」
「「「(このブタザルがっ)」」」
枕は投げるものですの
頼む、終わってくれ・・・・・・っ!!
第二次?
多分ありませんよ(笑)
(2006/03/07)